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お絵かき教室

チュートリアル

このコーナーでは、場次東風の偏った知識による無責任なお絵かき方法を紹介いたします。
下記のファイル5つをロードして、
Photoshop4.0以上で開くと「チュートリアル」が楽しめます。

当お絵かき教室の特徴は、ベジェ曲線とトーンカーブ(調整レイヤー)を使用することです。
なぜ、ベジェ曲線(パス)を使用するのか?
え〜っ。それは、場次が漫画を描けないからです。
綺麗な抑揚のある実線が引けないので、実線無しのCGを模索したのです。
それに、デッサンが下手くそなので、修正の簡単な方法を拾得(修得?)した訳です。

ちなみにベジェ曲線の長所は以下のものがあります。
◎完璧なアンチエイリアスが常に出来る
◎メモリを使用しないマスクとして使用できる
◎綺麗な曲線が描画できる
◎修正が簡単に出来る
◎倍率に関係なく最細線を最上面に描画出来るので、下絵としても使用できる

反面以下の短所が挙げられます。
面倒だ

以上の理由からあまり人には勧められません。たぶん……。
でも、トーンカーブは簡単で、しかもとても便利です。
制作時間を大幅に短縮出来ますし、RGB理論が少し分かるようになれば、夕景とか、夜景、海中など、様々な色調調整が気軽に出来るようになります。

ちなみに、『アルテミスの森の妖精たち』2,3では、湖面、木漏れ日、ハレーションなどはトーンカーブを使用しています。

また、同作品及びネット用CGにはパスを収録してあります。チュートリアルに成功しましたら、そちらでも楽しんでみて下さい。
なお、今回のサンプル作品はオリジナルサイズが2000×1500で、制作時間は約5時間でした。


チュートリアル用データ

下絵&パス

背 景

マスク1

マスク2

マスク3

マスク4

ベジェは無個性な譜面


SUNDAYのatsukoさんより「Wanted」のリメイク版を作成して頂きました。ありがとうございました。

Wanted  atsukoパージョン  33KB

確かに元絵は私が作成したものですが、通常の下絵と違いベジェ曲線ですので、線自体に抑揚か無く、無個性です。
これは音楽で例えれば、譜面のようなものです。

音楽は指揮者や演奏者によって印象は大きく異なります。
実例を挙げれば、パッヘルベルのカノンは、有名なイ・ムジチで4分、ブルーノワルターで5分、カラヤンは3分です。
しかも、原曲はオルガン曲(パッヘルベルはオルガン奏者)のはずです。

私はベジェによる下絵は、そのようなものだと思います。
実際に私のペイントと比較していただければ理解をして頂けると思うのですが、作者のカラーが実に良く現れていると思います。

Wanted 東風バージョン (CGは50%もしくは、小窓で見て下さい)